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連歌会「梅雨晴れの巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2018年 6月18日(月)09時46分4秒
返信・引用
  国内ニュースは相変わらず低レベルのものが続いていますが、唯一元気をくれるスポーツにおいてもアメフトでケチがつきました。「憂鬱の晴れ間の巻」連歌の方は出だしから順調、神妙に進みましたが、18句を境に後半は趣が変わって来たようです。最後は米朝会談を機に少し望みを託した挙句で終わりました。秀句は2、8、11、30-31です。
「梅雨晴れの巻」
<初折表>
 夏 1.梅雨晴れや輝きを増す庭の木々    青山
 夏 2.カタツムリ這い銀色アート      多愚
 夏 3.つばめの子軒先かすめ飛び立ちて   川文
   4.初の外勤ネクタイきりり       邦
月秋 5.托鉢の僧列帰る月明かり       多愚
 秋 6. 寺で待つのはむくどりだけよ     川文
<初折裏>
 秋 7.柿の実の食い尽くされて鄙の家    邦
 秋 8.山畑守る猪(い)の電気柵      青山
   9.猛進し世の中騒がすアメフト部    川文
 冬10.しばし入院冬ごもりする       邦
 冬11.冬茜丹沢山系シルエット       青山
恋 12.逆光の君愛し後れ毛         多愚
恋春13. 隣間に帯解く音か春の闇       邦
月春14.おぼろ月夜に粋な琴の音       川文
 春15. 蜃気楼平家の陣も消え去りぬ     多愚
 春16. 我が世の春はうたかたの夢      青山
花春17.散る花を盃で受け舟の上       邦
  18.杯(はい)を返しつ異論を述べる   川文
<名残表>
 夏19. 師に背くデータを前にアイスティー  多愚
 夏20. 信じて励み夏五輪で金        青山
 夏21.秋近し宿題焦る昼下がり       川文
  22.どの線を切る時限爆弾        多愚
  23. 我国の将来見据え政策を       青山
 秋24.青北風(あおぎた)吹きて熱も飛散る 邦
恋秋25.箸持てぬ女と疎まれ秋の浜      多愚
恋秋26. 涙堪えて送り火を焚く        青山
恋秋27.蟷螂の食われても猶恋心       邦
恋 28.人目をしのび亭主を寝取る      川文
月冬29.横町の質屋に向かう冬の月      青山
  30.高尾の身請け三千両         邦
<名残裏>
  31.手拭で元を取ったと紺屋殿      川文  (五代目高尾)
  32. そろそろ染めむ我が白袴       多愚
 春33. 春の服心も軽し石を蹴る       邦
 春34.明日は遠足てるてる坊主       川文
花春35.タンポポの花笑ってる子等の列    青山
 春36.拉致の海にもかかる春虹       多愚
           (30年6月1日起首~6月16日満尾)
 
 

連歌会「地ビールの巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2018年 5月24日(木)20時06分41秒
返信・引用 編集済
  最近は新聞もTVも碌なニュースはなく不愉快ですが、連歌の方もやや低調です。今回は発句が悪かったのか、そそくさ、拙速、こじんまりの付け句が続きました。最後の方だけ異次元の世界に広がりましたが全体的に狭い窮屈な連歌でした。

「地ビールの巻」
<初折表>
  夏 1.地ビールの咽越しほのか蜜柑味     邦
  夏 2.濡れ縁涼し湯上りの宵         青山
    3.潜る海沈船に財耳にして        多愚
  秋 4. 実りの秋に雀飛び跳ね         川文
 月秋 5.皎月が空しく照らす鎮守森       青山
  秋 6.木の実食べ食べ逃げる囚人        多愚
<初折裏>
  秋 7.屋根裏で栗の皮剥く人か猿       川文
  秋 8.里の秋更け星空明し          邦
    9.ブラックホール現れ出る神の式       多愚
   10. 難し過ぎて唯(ただ)口(くち)を開く 川文
  冬11. マスクしてヌード劇場入り行く     邦
  冬12.気力無くて炬燵でごろ寝        青山
  冬13  風邪引くぞ犬が呼んでる散歩行こ        川文
 恋月14. 美女を惑わせ消える桂男        多愚 注)月に住む伝説の美男
 恋春15.長閑な日恋人連れて武蔵野へ      青山
  春16.不意に襲いし春の雷          邦
 花春17.迷惑だまつわりつくな杉の花      川文
   18. 台湾の風はしかに罹る         多愚
<名残表>
   19. 人間も機械も必要自衛策        青山
   20.ハスカップ咲く高原列車        邦
  夏21.伸びる草夏に終わりの無き如く     多愚
  夏22.亭主の仕事週一芝刈          青山
   23.ツーオンも順目下りでフォーパット   邦
  秋24.何処へ飛ぶのかかりがねの列      川文
  秋25.今年も鴻雁来たる伊豆沼に       青山
  秋26.初菊を生けし手に残り香        邦
  秋27.線香の煙にかすむ曼殊沙華       川文
   28. 街路樹焦がす溶岩どろり        多愚
  冬29. 寒月に少し冷めたる我が思い      邦
  冬30.くすぶっている落葉焼きの火      川文
<名残裏>
 恋冬31.新しき恋に頬染む酉の市        多愚
 恋 32. 数寄屋橋にて二度目の逢瀬       青山
  春33.君の名はなかなか聞けない新学期      川文
  春34. 隕石を逃げ幾たびの春         多愚
 花春35.今年また千年を越え花吹雪       邦
  春36.桃咲く里に卑弥呼の王国        青山
            (30年5月3日起首~5月20日満尾)
 

明治の事件

 投稿者:yy  投稿日:2018年 5月12日(土)22時30分45秒
返信・引用
  6月12日 日経歌壇 穂村弘選

 同じ名の駅と町とが離れている訳が話される講演会で  義堂

勢力の強い町が黒い煙を吐く列車の停車場を町はずれや隣町に作ったころのお話です。
 

入場行進

 投稿者:鴨志田町  投稿日:2018年 5月 5日(土)18時01分25秒
返信・引用 編集済
  日経歌壇 5月5日 三枝昂之選

ぎこちなく手を振り進む選手たち行進などは下手でよいのだ  大森正道

選者評 北朝鮮兵士の過剰な行進ぶりを思い出しながら「よいのだ」に納得.
春の選抜野球の高校生たちを応援しているつもりで作る。


 

連歌会「雲雀の巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2018年 4月21日(土)19時33分59秒
返信・引用
  パクリの句も散見され、あまり良い出来ではなかったのか巻き上がってから互いに厳しい批評の応酬もありました。互いに褒め合うのが夫婦円満長続きの秘訣とのデータもありますが、この連歌会は貶し合って成長する方針のようです。連歌は5~6項ある式目を同時に満たすように各々の付け句を詠まねばならず良い句を出すのが難しいのです.従ってボケ防止には効果があると思っています(言い訳です)

「雲雀の巻」
<初折表>
  春 1. 校庭に雲雀と競う子らの声      川文
  春 2.黄色の絨毯霞む山並み        邦
  春 3.春の風穏やかな海より吹きて     青山
  春 4.十日も晴れの春慌ただし       多愚
 月春 5.宴終えて茣蓙をたためば月おぼろ   邦
    6.責任果たし家路を急ぐ        青山
<初折裏>
    7.VX塗りつけて去るエアポート    多愚
  夏 8.夏の海外今年は中止           川文
  夏 9.晩酌に焼酎飲みて床に就く      青山
 恋夏10.浴衣の君が夢に現る         多愚
 恋 11.通学の電車の中の気になる娘(こ)  川文
 恋 12.隣の垣根どこのお妾         邦
  秋13.新涼のプチトリアノン訪ね来ぬ    多愚
 月秋14.月の掛かりしヴィクトワール山    青山
  秋15.ドビッシイのピアノ奏でる秋の夜   邦
  秋16.負けじと歌う鈴虫の声        川文
 花秋17. 風に揺れひそひそ話蕎麦の花     多愚
 恋 18. 隣座敷のささめごと漏れ       青山
<名残表>
 恋冬19.降る雪に泣いて別れた河原町     邦
  冬20.ペチカの部屋でワルツを踊ろ      川文
  冬21.寒空に哀愁の曲流れくる       青山
   22.しぶき舞い上ぐダムの放水      邦
  春23.雪解(ゆきどけ)の水を集めて最上川 川文
  春24.帰りの舟に眠る京雛             多愚
  春25.今日明日と高砂の松春しぐれ     邦
 恋 26.共白髪(ともしらが)まで枕ならぶる 川文
 恋 27. 恋の文遺品整理の手が止まる     多愚
 恋 28.思い出浸り能率上がらず       青山
 月夏29. 月涼しはるかな尾瀬にとおい空    川文
  夏30. 明日は玉砕眠れぬ短夜        多愚
<名残裏>
  夏31.知覧立ち天人菊投げ夏空へ       青山
   32.浮世忘れて熱気球旅          邦
   33.ドローンとトンボに抜かる空の俺    多愚
  秋34. 自動運転で行く紅葉狩         青山
  花秋35.危ないよ触(さわ)らないでね鳳仙花  川文
    秋36. 笑いはじける豊年祭          邦
               (30年4月1日起首~4月18日満尾)
 

連歌会「春疾風の巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2018年 3月27日(火)20時14分25秒
返信・引用
  「はるはやて」を詠み込んだ発句は解釈で少し揉めましたが、その後は順調に行きました。
はやての如く(?)急いだのでやや雑になったとの反省も出ました。芭蕉のいう「軽み」ばかりではなく深みのある句も欲しいものです。そのような中での秀連句は28-29です。また27句の注釈も良かったです。

『春疾風』の巻
<初折表>
  春 1.本馬場に嘶くも居て春疾風       多愚
  春 2.逸(はや)る気持ちに遠く春雷      川文
  春 3.早き瀬を上る若鮎(わかゆ)を見逃して 邦
  春 4.慈悲心生ず水温む川          青山
 月春 5.流し雛水面の月が揺れている      川文
    6.話をそらす煙草の煙          邦
<初折裏>
  夏 7.蛍飛ぶ借家は国分田圃際        青山
  夏 8.大家に頼もう網戸の修理        多愚
  夏 9.破れ傘重なりて生え雨しのぐ      邦
 恋 10.蛇の目差し出す美人の女将       青山
 恋 11.男衆に締めさせし帯映し見る      多愚
  秋12. 鏡に見える秋の庭草          川文
  秋13.実の色は紫式部名の如し        青山
 月秋14.雲に隠れし夜半の月影         邦
 恋秋15.逢い引きは薄暗がりの秋の夜      川文
 恋 16. ヘッドライトに浮かぶ口づけ      多愚
恋花 17. ぶっ飛ばす第二国道花嫁と       青山
  冬18.思い出ばかり雪の舞う窓        邦
<名残表>
  冬19.かじかんだ手に息掛けて辞書めくる   川文
   20.薪を負いても論語と孟子        多愚
  春21. 道聞かばあとは気ままに春の風     邦
  春22. 入試も済みて鈍行の旅         川文
  春23. 先を行く同期の背中蜃気楼       多愚
  春24. 漆黒の海ホタルイカ光る        青山
  春25.立山の雪解け水に青い空        川文
 恋 26. 何故かあの娘を抱きたい気分      多愚
 恋 27. 清らかな二人の愛も恋となる      青山 愛は真ん中で真心、恋は下心あり
 恋夏28.つらい別れは巴里祭の頃        邦
 月夏29.それぞれに良き歳重ね月涼し      多愚
  夏30.夕立去りて晴れ渡る空         青山
<名残裏>
   31.取り込んでまた外に出す一夜干し    邦
  秋32.鈴虫の音にはかどる勉強        川文
  秋33.盆帰り眠気覚ましにジャズを聴く    青山
  秋34.道路標識いのしし注意               邦
 花秋35.掘り起こし猛進のあと花野原       多愚
  秋36. 逃げる鹿追い馬の腹蹴る            川文
                            (30年3月1日起首~3月16日満尾)
 

雪原

 投稿者:yy  投稿日:2018年 3月18日(日)00時08分36秒
返信・引用
  日経歌壇 3月17日 三枝昂之選

雪原に何もせぬごと並ぶ果樹今休息の陽を喜んで   義堂

一年の半分以上は、実を抱えて多忙なリンゴの木も今は暖かな陽に当たって雪原の中で休んでいるように見えました。でもリンゴの木は今年も仕事がある。
 

青インク

 投稿者:鴨志田町  投稿日:2018年 2月17日(土)16時58分36秒
返信・引用 編集済
  日経歌壇 2月17日 三枝昂之選

あとすこし使へば無くなる青インク意味なき丸をぐるぐる描く  大森正道

選者が採ってくださいました。
 

連歌会「ミモザの巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2018年 2月16日(金)09時29分2秒
返信・引用
  30年度最初の巻です。13日間で終わり急ピッチでしたが、観念句も多く「謎が謎呼ぶ巻」との評もありました。後半は恋句が続き(外はまだまだ寒いですが)暦に添って春らしい気分になりました。季語の使い方が上手いということで2句と15句を秀句とします。

「ミモザの巻」
 <初折表>
  春 1.庭見ると幹の裂けたるミモザの木    青山
  春 2.浮かぶ飛び石痩せる堅雪        多愚
  春 3. 下駄の音空には一輪梅咲きて      川文
  春 4.未だ辿辿し鶯の声           邦
 月春 5.新顔の告げるホームに春の月      多愚
    6. 心配するな客も田舎出         川文
 <初折裏>
  夏 7.銀ぶらの照れ隠したるサングラス    邦
  夏 8.モボ・モガが行く夏柳路(みち)    青山
    9.二匹目は何処に居るかと覗き込み    川文
   10.顔に泥塗り踊るは安来         邦
   11.宴会を盛上げている幹事さん      青山
  秋12.玉代はずみ野分を帰る             多愚
  秋13. 雨上がり予定通りに運動会       邦
 月秋14.一等賞を祝う満月           川文
  秋15. 勲章を生きた証に秋の蠅        多愚
   16.多少は残れ我の思い出         青山
 花春17.咲きてよし散り行くもよし桜花     邦
  春18. 別れと出会い春は残酷         川文
 <名残表>
  春19. 春歌舞伎見納めにしてきょう北支    多愚
  春20.大阪場所の人気心配          青山
 恋 21. サムジヨン美女の演技に我忘れ     川文
 恋 22. 京の女の尻をまた追う         多愚
 恋 23.慕われる伊達な東(あずま)の男ども  青山
  夏24.印半纏神輿を担ぐ           邦
  夏25.入れ墨のサンバ娘に虎が雨       多愚
  夏26. 田植も終えて神への感謝        青山
   27.メロドラマ見た後の世の味気無さ    邦
  秋28.貴方の名はと問いし秋の夜       川文
恋月秋29.無月にて顔が判らず出会い場所    青山
 恋秋30.闇の夜長に白粉の匂い         邦
 <名残裏>
 恋 31. 通い婚ろうそくの火に頬よせて     川文
 恋 32. 君こそさだめ三日夜の餅        多愚
  冬33. 番たる水辺の鳥に春近し        邦
 恋 34.上辺繕う仲良し夫婦          川文
恋花春35.母娘二人で生ける桃の花        青山
 恋春36.嫁ぐ日近し永き日の暮         多愚
              (30年2月1日起首~2月13日満尾)

 

LED

 投稿者:yy  投稿日:2018年 1月20日(土)23時19分28秒
返信・引用
  日経歌壇 1月20日 穂村弘選

 光とは熱あるものと思う人徐々に消えゆく昭和の人から  米沢義堂

 エジソンさん長い間ありがとう

 

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