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 投稿者:yy  投稿日:2018年 1月20日(土)23時19分28秒
返信・引用
  日経歌壇 1月20日 穂村弘選

 光とは熱あるものと思う人徐々に消えゆく昭和の人から  米沢義堂

 エジソンさん長い間ありがとう

 
 

こころ

 投稿者:鴨志田町  投稿日:2018年 1月13日(土)16時50分1秒
返信・引用
  日経歌壇 1月13日 穂村弘選

こころとは何処にあるかを問ひたきにテレビに詫びをいふひとを見る  大森正道

胸の内よりお詫び申し上げます では様にならないだろうけれども。
 

連歌会「黄葉散るの巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2017年12月20日(水)19時05分54秒
返信・引用
  今年最後の連歌会です。季節句から始まり、途中北朝鮮の船の漂着や神奈川から東京都内を彷徨する猿のニュースを盛り込んだ句が続き、またマリーアントワネットに纏わる難解な9,10句や作者の意図に反し意味深で大いに議論が出た4句などあり、名残では一足先に新春を迎え、挙句は落語の「花見酒」で締まりました。

「黄葉降る」の巻
<初折表>
   冬  1.華やかに黄葉降り敷く七五三     邦
    2.着飾る孫の得意げな顔        青山
  春 3.ズームイン平らか成る世かぎろいて  多愚
  春 4. 春は何処かと土手の草むら      川文
 月春 5.皓皓と川面を照らす春の月      青山
    6.漂着船から洩れる異国語       多愚
<初折裏>
  夏 7. 田植え歌聞きつつこちら太平洋    川文
    8.舞台に揃た看板娘          邦
 恋  9.フェルゼンを待つ四阿にキューピッド 多愚
 恋 10. パンが無くてもあなたが居れば    川文
 恋秋11.背と腹と仲睦まじく秋日暮れ     邦
  秋12.風が身にしむ暮坂峠         青山
  秋13.柿一つ残れる山にカラス鳴く     川文
 月秋14. 月下を辿る三つ足のあと       多愚
  秋15.真夜中に濁酒三杯信州路       青山
   16.蔵の奥へと急いで隠す        邦
 花冬17.逃げた跡散った山茶花知らせてる   川文
   18. 大使館へと猿消え去りぬ       多愚
<名残表>
   19. 戻れずに人間界を彷徨す       青山
  春20.春山際に紫雲たなびく        邦
 恋春21.春曙また抱き合いまた眠る      多愚
 恋春22. 乱れ髪梳(す)く暖かき朝      青山
   23.八岐の遠呂智退治し一休み      邦
  夏24.蛇追いかけて絵日記に書く      川文
  夏25.遊ぶ夏宿題残し親怒る        青山
   26.雷停電万事が終わる         邦
   27.節電に努めたあの日は何だった    川文
恋  28. ガス灯優し君と馬車道        多愚
恋月秋29. 遠回り涙で見上ぐ月青し       邦
  秋30.三年経てば秋風も吹く        川文
<名残裏>
  秋31. そぞろ寒河北の山を買いまくる    多愚
   32. 欲望の果て老後寂しさ        青山
 新春33.喜寿越えてめでたくもなし年の明け   川文
 新春34. ぐらつく歯もて食う雑煮餅       多愚
 花春35. 目が回り花も二重に花見酒      邦
   36.二人で飲みし大盃三升        青山
            (29年 12月1日起首~12月18日満尾忘年会)
 

連歌会「柿たわわの巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2017年11月29日(水)18時43分2秒
返信・引用
  今回は出だしがスムーズに進みいい流れになりましたが、途中若干難解な句が入り少し乱れが起きたところもありました(注釈を付けています)。稀勢の里の応援句も出ましたが、又もや休場となり拍子抜けでした。    なお先程、日馬富士の引退会見が開かれたところです。

「柿たわわ」の巻
<初折表>
 秋 1. 柿たわわ嘗める人なき里の山     川文
 秋 2. 鳥騒ぐ空見上げる案山子       邦
 秋 3.流れ星願いし前に消え去りて     青山
 秋 4.夢叶わねば酌む濁り酒        多愚
月秋 5. 満月に徳利のような猫の影      邦
   6.むかし侍いま三度笠         青山  平手造酒
<初折裏>
恋冬 7.王位捨て君と踏み出す冬日和     多愚  英国ウインザー公
恋冬 8. 炬燵の中でそっと手を取る      川文
 冬 9.ミカン食べ一家団欒今は過去     青山
  10.いたずら子ザル諭す親ザル        多愚
 春11. 戯れはもう卒業と襟正す              川文
 春12.野良着に着替え一人畑打つ      邦
 春13. 海女の小屋ピアスも外し光る海    多愚
月春14. 英虞湾上の霞む三日月        青山
  15.昔パール今はオイルで大儲け     邦   日本の養殖真珠に負けたドバイ
  16.岩をも絞り車動かす         川文
花夏17. 花氷候補を絞る声透す        多愚
 夏18. 人気絶頂夏の都議選         青山
<名残表>
 夏19.ロープウエイ頂上目指し雲の峰    邦
  20.眼下の駿河波静なり         川文
  21.プレートのぶつかり合った深き海   青山
  22.左押っつけであっさり手をつく    邦
 秋23.秋深し立ち直れるか重き綱         川文
 秋24.起きる小法師をつつく椋鳥      多愚
 秋25.朝寒にキリマンジャロの香りたり   邦
  26.両手で支えそっとひと口       川文
 冬27. 今これが末期の水か除夜の鐘     多愚
 冬28.凍てつく部屋で不孝を詫びる     青山
月冬29.亡き母を思い出させる冬の月     川文
  30. よく似たママの店でまた飲む     多愚
<名残裏>
  31. 遠方の単身赴任夜の街        青山
恋 32.一度だけよと指切りをする      邦
恋春33. 出逢宿二度が三度に春深む       多愚
 春34.烏鷺戦わす暖かき宵          青山  囲碁のこと
花春35.盤上に梅の花びら上手い手だ      川文
  36. 時間を告げる法隆寺の鐘        邦
                  (29年 11月1日起首~11月27日満尾)
 

タテハ

 投稿者:yy  投稿日:2017年11月14日(火)09時00分6秒
返信・引用 編集済
    日経歌壇  11月11日 穂村弘選

 アルファベット一文字翅に持つ蝶のこと五十年妻に話さず   千曲  米沢義堂

 「五十年」の時の長さが、ささやかな謎を詩に変えているようだ。選者
 ご存じだろうか「Cタテハ」「Lタテハ」のことです。似た字ですが蝶は性格も違います。

 

連歌会「争う秋」の巻

 投稿者:Kunchan  投稿日:2017年10月22日(日)11時27分47秒
返信・引用 編集済
  今回も漢文調(詩吟風)口語調(俵まち風)等入り交じり、賑やかに終わりました。発句が今の世界情勢、国内情勢を詠んだ時事句でしたので解散選挙を意識した句(*印)が多くありました。
今日は投票日、大型台風も近付いて来ていますが、さて結果は如何なるでしょうか。

争う秋の巻
<初折表>
* 秋 1.秋高し何処の人も争(きそ)うかな    多愚
  秋 2.運動会で打つ舌鼓            川文
  秋 3.盆の街流れの果てず夜は更けて      邦
  秋 4.虫の音すだく家路風無し         青山
 月秋 5.日が落ちて代わりに照らす満ちた月    川文
    6.沙漠はるばる旅は何処(いずこ)に    邦
<初折裏>
*   7.艱難を排し求めむ新大地         青山
*   8.枝伸ばせるやリベラルの声        多愚  東北の後輩大丈夫か
* 冬 9.思い切り徒長は落とす冬剪定       邦   希望から「排除する」発言
*  10.あすに期待し力を溜める         青山
* 春11.千枚田区割り見直し畦を塗る       多愚
* 春12.蛙出て来てああ驚いた          川文
  春13.出勤の時刻過ぎまで春眠す        青山
 月 14.亀に遅れて慌てる玉兎          邦
  夏15.早乙女が裳裾(もすそ)ぬらして急ぎ足  川文
  夏16. 夏草に飛ぶ我慢のいばり         多愚
 花夏17.高館(たかだち)の卯の花に似た義臣たち 青山
   18.頭髪真っ白中味は空っぽ         邦
<名残表>
  秋19. あれ何を取りに来たっけ秋の空         川文
  秋20. 相撲取りたる社は荒れぬ               多愚
  秋21. 天雲もこの世の憂さも野分吹き      邦
  秋22.青空高く雁(かりがね)が行く      川文
   23. 決勝の走者を返す球上がる        多愚
   24. 十五年ぶり勝利の感涙          青山
  冬25.鼻水を袖で拭きつつメンコ打つ        川文
*  26. 博打に負けて組は分解          多愚 民進組
*  27. ギャンブラー時に利が無きゃ勝負せず   青山 立候補せず
* 春28.揚げ雲雀鳴き世は事もなし        邦
*月春29.成田発つ君見送ればおぼろ月       多愚 党代表のパリ出張とも取れる
 恋春30.卒業までのはかなき夢よ         青山
<名残裏>
 恋春31.行く春の愛に悲しむ女(ひと)一人    邦
 恋 32.乱れた髪を掻き揚げて立つ        川文
   33.白頭は苦難人生証(あかし)なり     青山
  夏34.聖山灼けて噴火の兆し          邦
 花夏35.嵐待つ谷間宵待ち合歓の花        多愚
*    36. 選挙も終わったゆっくり寝よう      川文
           (29年 10月1日起首~10月19日満尾)
 

 投稿者:鴨志田町  投稿日:2017年10月 7日(土)14時29分56秒
返信・引用
  日経歌壇 10月7日 三枝昂之選

古文書の講座終はればうつせみの卵を十個買ふ日曜日  大森正道

選者評 「うつせみの」は「命」などにかかる枕詞だが卵を通して命にも繋がる感触に生活感が滲む。
日曜日は夕の特売で卵が安くなるので、買って帰る。古文書は天保二年(1832)の書で、現世を
うつせみと表現したつもりでした。
 

連歌会「ユウスゲの巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2017年 9月28日(木)09時58分40秒
返信・引用
  夏休み後で、やや調子が上がりませんでしたが互いに励まし(ケチを付け)合い、挙句まで到達しました。3年程前の連歌と比べてみると余り進歩がないとの評がありました。歳を取ると段々と
思考の幅が狭まってくるとの説もあり、ボケ連歌会にならないように頑張らなくちゃ・・・
今回の秀連句は27-28でした。

「ユウスゲの巻」
<初折表>
  夏 1.楚々としたユウスゲ咲きし宿の庭     青山
  夏 2.羽化のさなかの蝉喰うカラス       多愚
    3. 大空に大輪の花声止みて         川文
  秋 4.客去りて後虫鳴き出だす         邦
 月秋 5.球児拾いし涙の砂を冷ます月       多愚
  秋 6. ペンに持ち替え勉強の秋         川文
<初折裏>
  秋 7.長き夜の古典に飽きし鼻眼鏡       邦
    8.量子力学試す気違い           青山
  冬 9.寒々と教科書眠る老いの棚        川文
   10.この世の事は夢のまた夢         邦
  春11.豪遊の醍醐の桜見納めに         青山
  春12.春風の土手弁当は極上          多愚
  春13. 長閑なり釣り糸垂らし波の上       邦
 月春14.朧月見つ浜辺を歩く           川文
 恋春15.スカートをつまみ君春浪を跳ぶ      多愚
 恋 16.真白き脛(はぎ)に乱れし心       青山
恋花夏17.百合の花捧げて示す我が想い       邦
   18.夕焼け雲よ助けておくれ         川文
<名残表>
   19. 導かむ自由の女神銃掲ぐ         多愚
   20. 松明持ちて行くニューヨーク       青山
   21.付いてない北朝鮮にハリケーン      川文
  秋22.秋の燈揺れるトランプ占い        多愚
  秋23.秋彼岸孫と競いし七並べ         青山
  秋24.干し柿吊るす納屋の軒下         邦
   25. 揺れるパン食う競走の光る義歯      多愚
   26.静寂(しじま)に響く時計の振子     青山
  冬27.小夜更けてふる里遠く虎落笛       邦
   28.天竜渡る石松の風            川文
 月春29.三日月の影冴返る諏訪湖面        青山
  春30.周りの丘はこぶし咲く頃         邦
<名残裏>
  春31.入試など越えて行こうよ若き血で       川文
   32. 科挙なお険し四十路の涙                多愚
 恋夏33. 朝蝉に許されぬ恋終わりたり       邦
 恋夏34.脳裏を去らぬ浴衣の彼女               川文
 花 35. 忘れ得ぬ花嫁の父寂し顔         青山
   36.作り笑顔で客見送りぬ          多愚
                 (29年 9月1日起首~9月25日満尾)
 

雉鳩

 投稿者:鴨志田町  投稿日:2017年 9月23日(土)13時46分34秒
返信・引用 編集済
  日経歌壇 9月23日 穂村弘選

夏休みの小学校のアンテナに雉鳩のゐて低きそのこゑ  大森正道

子供の頃よりドデー・ポッポーと鳴くものだと思っていたが、日本野鳥の会の小冊ではデーデーッ・ポッポーと記載されている。横浜のベランダの前が小学校であり、その給食棟にアンテナが立っている。




 

連歌会「雨蛙の巻」

 投稿者:Kunchan  投稿日:2017年 7月14日(金)16時01分46秒
返信・引用 編集済
  関東は猛暑が続き皆さん外出を控えたせいか、連歌の方はとんとんと進みました。
発句が小林一茶風の句だったため全体的に風雅の味わいのない句が続きましたが、
さて一茶の特徴である「滑稽、風刺、慈愛」は盛り込まれているしょうか。

      ご参考資料(第三の句);https://www.youtube.com/watch?v=dUfYIHzyoYM

「雨蛙の巻」
<初折表>
  夏 1.飛び退きて脚を挫くや雨蛙       邦
  夏 2.鎌首もたげ行く青大将         青山
    3.黒き下駄外八文字滑らせて       多愚
    4.三年掛けてやっと人並み        川文
 月秋 5.寿司職人悲しき顔で月見上げ      青山
  秋 6.酢橘の沁みる中指の傷         多愚
<初折裏>
  秋 7. 松茸は何処かと碗を掻き回す      川文
  秋 8. どこか遠くへ秋雲に乗り        邦
    9.世の果てに我が名記せど釈迦の指    多愚
   10. 冥土への道一歩進める         川文
  冬11. 折返す凍河の手前クロカン車      邦
  冬12.帰路の渋滞雪の坂道          青山
   13.走り出すこの快感に苦を忘れ      川文
 月春14. 師匠の駄目を偲ぶ春月         多愚
  春15.辛酸の末の卒業号泣す         青山
  春16.ちりじりに飛び立つ百千鳥       邦
恋花春17.花の下また会おうねと頬にキス     川文
 恋 18.棺の女は微笑みてあり         多愚
<名残表>
 恋 19.旅立てり子育て終えて愛妻は      青山
  夏20.アロハの島へ猛暑逃れて        邦
  夏21.ポスターのモデルで決めた日焼止め   多愚
  夏22.涼風吹き上ぐ地下鉄列車        青山
 恋 23.裾押さえ恥じらう女(ひと)も今は無し 邦
 恋 24.膝丸出しで足組む乙女            川文
   25.サラシ巻き片肌脱ぎしお竜さん     青山
  秋26.豪雨来たりし稲妻連れて        邦
  秋27.可哀想地震台風山崩れ           川文
  秋28.木の実でしのぎユニセフを待つ     多愚
 月秋29.病む子らを月見守りて夜の明くる    邦
   30.やっと解放モスルの市民        川文
<名残裏>
  冬31.歳の市ブルカ娘も集い来て       多愚
   32.東西の客(かく)名所に溢れ        青山
  春33.春なのに爆買恐れ出控える          川文
  春34. 黄色の猿の席に春蠅          多愚
 花春35. 上野山人や獣(しし)にも花は降り   邦
   36.人情篤き大和の国よ          青山
                 29年 7月2日起首~7月13日満尾
 

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